Engineering Managerをエンジニアのマネージャーとするのはやめませんか?
この記事はEngineering Manager Advent Calendar 2018の9日目の記事です。 vol.2もあるので、是非こちらも見てください。
私は常日頃、Engineering Manager(EM)がいない問題について危機感を覚えている。 これはEMという役割が正しく認知されておらず、魅力が伝わっていないことが根本の原因にあると考えている。*1 だから、EMの魅力を伝えるPodcast EM.FMを広木さんと始めた。*2
*1:この話は既に、過去の記事で触れているので、そちらをご参照ください
読んでいないけれど、『読んでいない本について堂々と語る方法』を堂々と語ってみる
先日、Engineering Manager Meetupのオフ会の一貫で、@aomoriringoさん、@ohbaryeさん*1、ujihisaさん、つよぽそさんと食事をした。このとき、一冊の本が話題になった。 それが、『読んでいない本について堂々と語る方法』である。
- 作者: ピエールバイヤール,Pierre Bayard,大浦康介
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2016/10/06
- メディア: 文庫
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これが名著であるということで、その場で即買いした。 このエントリではこの本について語る。
本題に行く前に最初に宣言しておこう。 タイトルにある通り、私はこの本を読んでいない。 読んでいない本を語るとは何事だ、けしからん、と思う方は、是非ここでお帰り願いたい。
続きを読むEngineering Manager Meetupに参加してきた
9/25に開催されたEngineering Manager Meetup#1に参加してきたので、レポートを書く。 connpass.com
尚、本ブログでは自分に直接的に関係したところのみ記載する。他にもたくさんのレポートがあるので、そちらもご参考いただきたい。
note.mu dskst9.hatenablog.com ohbarye.hatenablog.jp
エンジニア ✕ マネージメントについて
最近、エンジニアリングマネージャー関連の勉強会が増えてきていて、エンジニア✕マネージメントは熱い分野だ。 エンジニアリングマネージャーが必要とされるようになった表向きな理由としては2つあり、
続きを読む外部の助言が組織変革をしやすい理由を、シミュレーションで理解してみた
組織をつくっている人間として、なぜ内部構造を良く知っている人間は組織改革を起こしづらく、あまり内部構造を把握していない外部の人間の意見の方が組織改革を起こす火種になりやすいのだろうか、と長年思っている。 この疑問の1つの答えを、群衆の英知もしくは狂気を使って、視覚的に説明出来ることがわかった。
続きを読むふりかえり実践ワークショップに参加してきた
7/16に実施された、ふりかえり実践ワークショップに参加してきたのでその参加レポートを以下に記載します。
なぜ参加したか
これまでふりかえりを何度もやってきましたが、基本的にKPTばかりやっていて、他の方法を知りたかったからです。アジャイル・レトロスペクティブズの本もパラパラも見たことがありましたが、なんかいまいちすっと入ってこなかったというのもあり、一度体系的に学習したほうが良いのかなと思っていたところでした。
アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き
- 作者: Esther Derby,Diana Larsen,角征典
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2007/09/01
- メディア: 単行本
- 購入: 10人 クリック: 1,282回
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今更だけれど1on1を整理してみる
リーダーやマネージャー、メンターやトレーナーなど、ピープルマネージメントする役割になったタイミングで、メンバーとコミュニケーションを取る1つの手段として、1on1を採用する方もいると思います。
とはいえ、いざ始めるにしても何から始めれば良いんだろう?何に注意したら良いんだろう?と困る人もいるだろうなと思います。 自分も最初はわけがわからず、見よう見まねでやっていたのですが、さすがに数百回以上やってきたので大分知見も溜まってきました。 この知見は自分一人で持っておくのはもったいないし、実際に、自分のところにも何人も相談に来るので、自分なりにまとめてみました。
続きを読むアジャイル・ディスカッション!!で良いスクラムマスターとは何かを考えた
3/8に開催されたアジャイル・ディスカッション!!の参加レポートです。
アジャイル・ディスカッション!!とは?
このコミュニティは、アジャイルを実践していて困っている人たち同士で議論すれば何か見えてくるものがあるんじゃないか、繋がりが増えるんじゃないか、という仮説のもと設立されました。今回は第一回目ということで、アジャイルコーチを始め、スクラム実践者、新米スクラムマスター、スクラム導入に躓いている方、など様々な境遇の33人が集まっていました。場所は、Gaiax社の新オフィスの地下1Fのラウンジスペースでした。やたらおしゃれなスペースで、バーカウンターもあり、社員はお酒を自由に持ち込んでいるとのこと。いいですなあ。
ディスカッションの進め方
以下の通り進められました。
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